- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2016年1月20日]
中国A株は3,000で攻防
(SSEC 上海総合指数)
中国本土経済の先行きから、中国株で苦しい相場が続く可能性が懸念されている。上海総合指数では3,000の関所で攻防戦が見られ、もし3,000サポートを守れなければ、信用取引損切による深い調整が入る恐れがある。市場では政府が再び大規模な救済措置を行う可能性に注目が集まる。
香港株の下落は17,500ポイントを試みる
(HSI 香港ハンセン指数)
中国本土の株式市場が不調となる中、香港株の下落傾向は止まらず、ハンセン指数は20,000ポイントを割った。テクニカル分析上、香港株はすでに過度な売られすぎが示され、短期見通しは反発の可能性あり。しかし、香港ドル安に転じていることや、ファンダメンタルズの弱化が重なり、香港株相場は今後は小幅上昇と大幅調整が続くだろう。ハンセン指数はすでに昨年8月に長期上昇トレンドの支持線を下方突破しており、下落幅からみて、今後17,500ポイントまで下落を試みる可能性。
リスク回避ムード過熱で円高傾向
(USDJPY アメリカドル / 日本 円)
昨年12月から、明らかな円高傾向が見られ、世界の投資市場でリスク回避ムードが高まりつつあることが反映されている。世界の株式市場で先行きの不透明感が広がっており、さらに円高となる条件が揃いつつある。116が重要サポートラインとなり、もしサポートを割れば、次は110がようやくサポートラインとなろう。
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