注目の金融政策決定会合週間、材料消化へ

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注目の金融政策決定会合週間、材料消化へ

[2016年9月28日]

日経平均は刺激受ける

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(NIKK 日経平均株価)

日銀は21日、イールドカーブの制御(長短金利の管理)による量的質的金融緩和(QQE)を実施するとした。これを受け日経平均は約2%もの大幅上昇となり、3本の移動平均線を上方突破し、上値抵抗線は17,000ポイントに。もしこの先抵抗線を突破できれば、日経平均は以前の横ばい相場を突き抜け続伸できる見込みあり。しかし、注意すべきは、今回の反発の上昇幅が大きすぎることから、短期で調整売りが出る可能性があるため、投資家は投資タイミングに注意。

ナスダック指数は最高値更新

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(COMPQナスダック総合指数)

米FRBは22日に政策金利の据え置きを決定、米国株は刺激を受けて全体的に膨張。ナスダック指数は跳ね上がり5,300ポイントの抵抗線を突破し年内最高値を更新。MACDも日足でゴールデンクロスが見られ、この先も続伸の見込みあり。しかし、注意すべきは、今回は窓を明けての上昇で、RSIも割高ゾーンに接近していることから、短期で調整売りが出る可能性がある。

為替相場、米ドル安円高へ

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(USDJPY 米ドル/日本円)

日銀の決議公表後、米ドル/円相場は急速に102円から100.28円まで大幅に1か月分近くの変動幅で円高へ、現在小幅反発で100の上方で推移。テクニカル面で見ると、3本の移動平均線が依然下向き、RSIも弱く、MACDもマイナス圏で推移していることから、円安への反発動力はきわめて弱いことを物語っている。上値抵抗線は20日線に位置、もし突破できれば、この先続伸の見込みあり。

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