米大統領選が再び生み出す変数

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米大統領選が再び生み出す変数

[2016年11月10日]

ダウ平均は18,000割り込む

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(INDU NYダウ工業株30種)

もともと世論調査でリードしているヒラリーは私用メール問題が行く手を阻むブラック・スワンとなって現れており、米総選挙が再び市場に変数を招いている。ダウ平均株は10月31日の週に続落し、すでに18,000の重要支持線を割った。テクニカル分析上、RSIは50以下、MACDヒストグラムはマイナス圏で継続して拡大しており、この先の相場は反発動力が不足すると見られる。下値支持線は50週線となり、もし割り込めば、その後100週線の支持を試み続落する恐れあり。

金相場は強く反発

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(GOLD 金価格)

大統領選で先行き不透明なため、リスク回避情緒が駆り立てられ、金相場は強く反発し3日に1,300の抵抗線を突破した。金相場は1,300ポイントの関所を取り戻し、RSIも50を上回っていることから、テクニカル分析上続伸の可能性あり。しかし投資家の注意すべきポイントは、米FRBによる年末の利上げ予測、および、米大統領選結果が金相場の動きにとって重要な原因となることだ。

ハンセン指数は続落

3

(HSI 香港ハンセン指数)

ハンセン指数は前週23,000ポイントの支持線を割りこんだ後、翌週も23,000を上回ることなく続落。9月9日の24,364ポイントの高値から調整基調に入り、今なお調整が続いている。テクニカル分析上、MACDは週足でデッドクロスを形成しており、この先続落の恐れあり。下値支持線はしばし20週線に位置し、もし20週線を割りこめば、続落し100週線を試みる可能性。

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