金・原油はトレンド反転、ハンセン指数は急騰と反落の可能性

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金・原油はトレンド反転、ハンセン指数は急騰と反落の可能性

[2024年11月8日]

原油価格

原油価格は10月以降も変動しながら下落傾向が続いた。2023年後半からの4回の価格ピークは徐々に低下しており、10月初めには100日移動平均線(緑色)を辛うじて突破。2024年後半はほとんどの期間、数本の移動平均線を下回っている。このことから、原油の需要が供給に追いついていないことが見て取れる。供給側では地政学的な衝突が小規模である一方、エネルギー転換が大勢となりつつある。

金価格

金価格は今年2月末からの急上昇以来、複数の移動平均線を下回ることなく推移しており、10月以降も上昇傾向が続いた。米国大統領選挙の混乱は落ち着き、FRBの議決内容も予想通りとなる可能性が高く、ドル高により金価格は一時的に調整が入った。11月初めのRSI指数は67.66を示し、金は高値から徐々に適正価格に戻りつつある。総じて、上昇トレンドは維持されており、保守的な投資家に向いているといえるだろう。

香港ハンセン指数

恒生指数は9月に50日移動平均線(赤色)を底に反発を開始。FRBが50ベーシスポイントの利下げを行い、中国本土の財政政策も発表されたことで、大幅に上昇。さらに、中国本土の株式市場が国慶節で休場となった影響もあり、一時23000ポイントを突破。国慶節後には合理的な調整が入り、現在は20000~21000ポイントのレンジで推移。3本の移動平均線とは大きく乖離しており、依然として調整の余地があると考えらる。

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