テンガード2021年ポートフォリオ運用実績のレビュー

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テンガード2021年ポートフォリオ運用実績のレビュー

[2022年1月25日]

新年を迎えましたが、残念ながら世界各地でコロナウイルス感染状況がまだ深刻なままです。このため、2021年におけるポートフォリオのパフォーマンスを文章で皆様にご案内させていただきます。

2021年の運用実績におきましては、2020年の上昇を維持できず、マーケットインデックスに遅れをとる結果となってしまい、大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。

問題はアセットアロケーションではありません

弊社の複数あるポートフォリオのパフォーマンスを分析すると、iFastとHansardでの運用が依然として良好なパフォーマンスを示していることを確認しております。私どもは、各々のポートフォリオの投資構成を一貫させております。つまり、ある一つのポートフォリオにおいてテクノロジーファンドを40%購入すれば、もう一つのポートフォリオでも同じリスクカテゴリーのテクノロジーファンドを40%購入します。このため、私たちが構築したアセットアロケーションを見ていても、問題はアセットアロケーションではないように考えられます。

▼iFastがFT Lifeより優れていたことを示す棒グラフ

▼iFastのアロケーションがFT Lifeと同じであることを示す円グラフ

マーケットをアンダーパフォームしたファンドマネージャーがコアな要因

もし、問題がアセットアロケーションにないのであれば、それはファンドの選択とパフォーマンスです。iFastには1,500本以上のファンドがあるため、より良いリターンを得るためにパフォーマンスの良いファンドを選択することは難しくありません。そのため、良いリターンを得ることができました。

一方、FT Lifeなどでは、ファンドの選択肢が100本程度しかなく、各ファンドのカテゴリー別になると、二つ程度の選択肢から一つを選ぶ状況となります。ですので、もし同じカテゴリーのファンドが二本とも不調であれば、当然ポートフォリオは見劣りしてしまいます。実際、2021年は例外的な一年であり、アクティブファンドの八割がマーケットインデックスを大きく下回りました。世界最強のブリッジウォーター・ファンドのマネージャー、レイ・ダリオ氏でさえ、昨年のヘッジファンドは8%に過ぎません。その理由は、株式市場で一部の銘柄のみに集中した価格上昇があり、ファンドマネージャーが他の株式市場にリスク分散しようと考えても、まずリターンが激減してしまうからです。

▼複数のファンドにおいてiFastとFT Lifeで大きく乖離していることを示す棒グラフ

2022年はまだ変動の中に見える光

2022 年を展望すると、私自身がポートフォリオのパフォーマンスをなお十分に信頼できるものと認識しており、このポートフォリオのパフォーマンスが大幅に改善されることを確信しております。結局のところ、コロナウイルスの流行が世界各地の経済活動を混乱させ、米国のテクノロジー株を独走させ、他のファンドの投資活動を鈍らせることになりました。しかし、いずれ感染状況は落ち着き、2021-22年は、低水準で株を購入する最適な時期になるでしょう。金融システムが再びスムーズに流れるようになれば、世界中の株式市場が再び活気づき、マーケットの価値も再び浮上してくるでしょう。

 

2022年1月

テンガード CEO リッキー・ガン

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ダイヤモンド社発行『ダイヤモンドQキュー』にてテンガードが紹介されました!

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