酉年の投資は慎重に

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酉年の投資は慎重に

[2017年2月16日]

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申年の香港株式市場における上昇幅は累積で4000ポイントを超えた。酉年となり、香港株にはどのような注意が必要だろうか?今回は玄学でその分析をしてみたいと思う。今年は丁酉(ひのととり)の年であり、「天干」が火、「地支」が金にあたる。「天干」が「地支」を制する、つまり、政府と市民の間で絶えず騒動があろう。しかし、火は金を鍛えるという意味があり、毅然とした意志さえあれば、最後に良い結果が待っているだろう。

丁酉年の「立春八字」を見ると、「財の星」と「印の星」が見られることから、酉年の経済がさほど悪い一年にはならないと示されている。また、他の人が助けてくれるチャンスがあるものの、丁酉年は辛苦の年であり、得られる財産は苦労のお金である。気を付けておかなければ、そのお金は留まることなく、財を手にしても容易に出ていくだろう。西暦の3月5日から4月3日は「破月」であり、世界の政治・経済局面がこの期間に大きな変化を迎えやすい。株式を選ぶ際、投資家はまず「火」と「金」に属する銘柄に注意をしておきたい。「火」属性の銘柄には、テクノロジー、電子、石油などが含まれ、「金」属性にはメタル、金などが含まれる。

「流年飛星」で分析を行うと、「財」の星が東へ飛ぶと出ており、今年の米国経済は比較的良い動きとなる見込みがある。しかし、それと同時に東は不吉な方角となっているため、米国から来るものは絶え間ない「非」である恐れがあり、トランプ氏はこの先も継続して「非」をもたらすと見られる。そして酉年の「あぶく銭」の星は北に位置していることから、中国における投機熱がまた上昇しよう。「非」と「疾病」の星が西と北西にあり、欧州で多くの問題が発生することを意味している。まさに、欧州では今年多くの国で選挙が予定されており、より多くのブラック・スワンが現れる恐れがあろう。このほか、北西の方角にリーダーや経営者が示され、病の星も北西にあることから、国家的リーダーや企業経営者に健康問題が出やすい。酉年の「災い」の星は南にあり、香港は中国の南に位置している。香港の人々は、今年、天災や人災に気を付ける必要がある。もし世界的に見るならば、南方のオーストラリアやニュージーランドが「災い」の星の影響を受けるだろう。

テンガード ファンドマネージメント ディレクター パトリック・シャム 
(筆者本人は香港SFCライセンスホルダーであり、上述の株式を保有しておりません。)

 

 

 

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