- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2017年6月20日]
(COMPQ ナスダック総合指数)
多くの大手金融機関が楽観視しない中、最近のハイテク株が調整局面に。昨年12月から50日線を回復後、ナスダック指数は調整が入っても毎回50日線を下回ってはいない。最近の2度の下落の際も、50日線でサポートが見られ、陽線のローソク足で安値から回復上昇している。もし、50日線を割った場合、3〜4ヶ月の間は、5,800から5,950ポイントのレンジで横ばいの動きを形成すると見通し。実際、ナスダック指数は4月に開けた窓を残したままであり、今後の動きにとって、懸念要素となろう。
(TRAN NYダウ輸送株20種)
ダウ輸送株指数は3月から5月にかけて「トリプルボトム」が現れた。そして「ネックライン」を上昇突破後、上昇度合いで計算すると、9,850ポイントに届く見通しとなっている。この他、20日線も、5月末と6月初旬に50日線、100日線を上昇突破。「ゴールデンクロス」が出現し、強いトレンドに入ったことを意味している。ダウ輸送株指数は強い好調トレンドで、アメリカ株式に更なる好材料を与えよう。
(USD 米ドル指数)
米国では利上げが行われるが、米ドル指数はまだ弱含みのトレンドから脱しておらず、20日線において抵抗線を見ることができる。今年初頭に高値を記録してから、米ドル指数はひたすら下落を繰り返しており、最近は96.5を割った後にサポートを得られた。チャートから見ると、96付近には確実にサポート線がある。もし、これを割れば、95まで下落してようやくサポートを得る見通しとなろう。反対に、もし、20日線を上昇突破すれば、指数が反転上昇のチャンスもあろう。
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