A株は突破阻まれ、香港株は7月1日を前に安定か

- テンガードホールディングスリミテッド

トップページ » スタッフコラム » 

スタッフコラム

A株は突破阻まれ、香港株は7月1日を前に安定か

[2017年6月28日]

上海総合指数は3200ポイントで阻まれる

2

(SSEC 上海総合指数)

米MSCIによる中国A株の新興国株指数組み入れの可能性は、まだA株のパフォーマンスを刺激しておらず、上海総合指数は依然として上下変動の動きから抜け出せていない。上海総合指数は5月に小さいダブルボトムを形成し、そのネックラインは上方突破していることから、上昇幅を試算すると、3220ポイントへの上昇を見込める。ところが、指数は3200ポイント付近で強い抵抗ラインが見られるため、この先3200を上抜くことは難しそうだ。

香港株は7月1日を目前に高値圏で徘徊

3

(HSI 香港ハンセン指数)

香港株は継続して高値圏で変動、取引高とのバランスが伴わない中、ハンセン指数は26000ポイントが抵抗線に。明らかなマイナス材料現れなければ、ハンセン指数は今月末までの期間25500ポイントの水準で支持を得られそうだ。これから、7月1日の香港返還20周年が近づくにつれ、安定した要因が香港株を支持するだろう。

ドイツ株はこの先下の窓埋めへ下落か

4

(DAX ドイツDAX指数)

欧州市場へ回流する資金によるサポートの中、近月のドイツは強い動きを示している。4月24日に20日線を上方突破後、ドイツ株は調整のたびに基本的に20日線でサポートを得ている。すなわち、もし20日線を割り込む場合、ドイツ株の短期上昇トレンドが収束するかもしれない。そのほか、ドイツ株は4月24日に大型の窓開け上昇を残しており、この窓開けがこの先の一大懸念となろう。

Share on LinkedIn
Pocket

お知らせ

  • テンガードからのお知らせ
  • スタッフコラム
  • 株式市場関連
  • よくあるご質問
ダイヤモンド社発行『ダイヤモンドQキュー』にてテンガードが紹介されました!

証券取引委員 (SFC:Securities and Futures Commission) の Type 4, 9 のライセンスを取得しているファイナンシャルアドバイザーです。

香港強制性公積金計劃管理局 (MPFA: Mandatory Provident Fund Schemes Authority) の正規取扱代理店です。

香港保険業監管局 (IA: Insurance Authority) に正式登録されているライセンス保有代理店です。