- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2017年7月11日]
(SPXスタンダード&プアーズ500指数)
S&P500指数は近日50日線への下落を試みている。今年に入ってから、指数は50日線をやや割りつついずれもサポートを得ている。もし指数が50日線を割込み、そして、短期間内に回復できなかった場合、投資家は注意が必要だ。6月以降、指数はおよそ2,420ポイントから2,450ポイントの間で揉み合いゾーンを形成しており、2,420ポイントを割り込んだ後、その先は2,390ポイントまで下落を試みるだろう。
(USD 米ドル)
9月は米国のバランスシート縮小の可能性があるものの、為替指数にはまだドル高の兆しは見られない。指数は先日反発し96ポイントの水準で抵抗が見られた。近頃、多くの国の中央銀行がタカ派の発言をしており、世界的に中央銀行が金融緊縮を行い米ドルの上昇を抑制した。チャート上、米ドル為替指数の支持線は95、抵抗線は96.5に位置する。
(GOLD 金価格)
リスク回避情緒は冷めつつあり、金価格は弱勢。以前はおよそ1,240ドルから1,260ドルの間で揉み合いゾーンを形成し、1,240ドルを割り込んだ後、下落幅の予測では1,220ドルまで落ち込む可能性。また4月以降、金価格は「ダブルトップ」を形成しており、「ネックライン」はおよそ1,215ドルで、もしこれを割り込めば、1,130ドルまで落ち込む可能性がある。
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