北朝鮮対立過熱、市場はリスク回避情緒高まる

[2017年8月17日]

ハンセン指数は10日線割り込む

（HSI 香港ハンセン指数）

指数は年明けから強勢が続き反復しながらも約5000ポイント上昇するも、少し前には売られ過ぎのゾーンに入って3週間を越え、今回の反落はおそらく外部要因をきっかけにしたわずかな調整であろう。その他、チャート上では26,000付近にまだ埋めていない窓空けを残している。この先短期で50日線が支持線となり、調整消化後は引き続き上昇トレンドとなろう。

金価格は再び年内最高値へ

（GOLD 金価格）

金価格は7月からすでに２つのゴールデンクロスを形成。テクニカル上、上昇動力が地縁リスクの緩和後を足がかりに再び強勢へ。しかし金価格は1290ドル付近で2度抵抗に阻まれ下落に転じていることから、重要な心理的水準となっている。現在RSIも買われすぎゾーンへ近づいており、この先突破は難しそうだ。もし反落した場合、1260が支持線となろう。

円高止まらず