- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2018年5月28日]
ブラジル株はダブルトップを形成か
チャート上、指数は先週20、50、100日線を相次いで割込み、86,000ポイント付近でダブルトップを形成していることがわかる。同時に、20日線が50日線を割込み、デッドクロスを構成。テクニカル分析上、トレンドとRSIは、MSCIと共に、ダブルトップの位置で一転しており、下落動力がさらに大きくなることを示している。短期的には、80,000の重要ポイントを維持できるかに注意が必要、もし、割り込めば、おそらく77,000ポイントがサポートとなろう。
抵抗を受けるロシアの回復
この数週間で、3月から4月の値幅が下落調整となり、第1の調整抵抗ポジションとなる1,173ポイントの回復に成功した。しかし、チャート上では、次の抵抗ポジションである1,200ポイントの突破を今月2回試み、より大きな抵抗を受け、ダブルトップを形成している。このほか、テクニカル上では、短期的にトレンドが弱まっており、今後、1,200ポイントの抵抗を突破できるかどうかに注視が必要で、もし、突破できなければ、20日線レベルがサポートとなろう。
インドは4月の上昇幅を調整
チャート上、ここ1週間で3月から4月の上昇幅が調整され、5日連続の下落となっている。3月の安値から4月の高値への上昇幅で計算すると、34,425ポイント付近のサポートまでの調整となる。短期的にはサポートを受けて50日線のポジションまで回復できれば、35,550ポイントまで上昇が望めよう。
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