- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2019年6月17日]
香港ハンセン指数
チャートによると、指数がここ一週間で1ヶ月の続落となりデッドクロスを形成していることがわかり、テクニカル分析では、下方動力が強まっていることが示される。指数は現在各方面の要因から影響を受けて上下変動し値探りの動きをしており、27,500ポイントおよび100日線付近でより強い抵抗が見られる。同時に外部のファンダメンタルズ環境の変数が大きく、市場は喜憂、期待、混乱の懸念により、短期で上方突破の抵抗力はやや大きい。この先しばし27,200~27,800ポイント間での変動を要観察。
上海総合指数
チャートによると、指数は5月より3,000ポイントで窓開け下落を発生した後下降トレンドに。ファンダメンタルズ上、米中貿易交渉が徐々に激化するなか、両国首脳は月末に行われるG20で交渉再開できるかどうかはまだ確認できず、指数がふたたび3,000ポイントを窓埋めする動力は不足している。短期で指数は下降トレンドの中で2,800ポイントに支持線、上値抵抗線は100日線となっている。
ダウ・ジョーンズ輸送株平均
運送株指数は先週再び100日線の水準となったものの、同時に月初めにもデッドクロスを形成していることから、テクニカル分析上この先下落する可能性が示されていることに投資家は注意が必要だ。ファンダメンタルズでは、米中貿易交渉が少しも明確にならないため、企業はなかなか発注をすすめられないでいる。現在100日線の水準で底固めの圧力が大きい。もしも割り込めば、下落し10,000ポイントが支持線となろう。
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