あらゆる価格上昇、銅とチップが「新たな石油」に

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あらゆる価格上昇、銅とチップが「新たな石油」に

[2021年5月5日]

現在、全世界でインフレの嵐に直面しており、コカ・コーラやティッシュペーパーなどが値上がりしている。……世界的な輸送スピードや農業サイクルをはるかに上回るスピードで景気回復が進んでいるため、需要と供給のギャップは悪化しており、インフレの影響が一般消費者にも及ぶようになってきた。世界の株式市場は、昨年には事前にインフレを反映していた。今年は、各地で景気回復のペースや金融政策が異なることにより、パフォーマンスが分かれている。昨年から現在までにおいて、今後の世界経済の発展を左右する「新しい石油」となる銅やチップ。その価格はこの先無限に上昇する可能性を秘めている。

銅とチップは、今後の経済発展における重要性を反映しており、未来の「新しい石油」と呼ばれている。新エネルギーへの流れの中で、石油の使用量は徐々に減少し、電気や風、水などの他のエネルギー源の使用比率が徐々に増加している。他のクリーンなエネルギー源の使用割合を増やすためには、既存の石油施設に替わって、風力発電所、水力発電所、電気自動車などを建設・生産する必要がある。これらの新しい環境に配慮した設備で、銅やチップが重要な役割を果たす。

これまでの分析によると、平均的な電気自動車1台には83kgの銅を必要とし、その充電ステーションは10kgの銅を必要とする。そのため、銅の需要は2020年の17万トンから、電気自動車が一般的になる2030年には170万トンに増加すると予測されている。つまり、銅の需要は10年後には10倍になるということだ。それに加えて、風力発電所や水力発電所など、その他の環境設備の建設需要と相まって、銅の大量需要は今後も銅価格を押し上げる要因となるだろう。

チップは、今年に入ってから、アメリカ・テキサス州での吹雪によるチップ生産の停止、日本のチップ工場での火災、台湾の水不足によるチップ生産への影響など、天候要因によるチップ供給への影響が続いてる。アフターコロナ時代において、電子製品の普及や、従来の

石油自動車に代替する電気自動車は、ともに多くのチップを使用する必要がある。しかし、チップの需給には深刻なギャップがあり、チップの価格を25〜30%上昇させた。しかし、それでも需要の問題を解決することはまだ難しく、チップ不足問題は来年の第1四半期まで続くとみられる。

景気が回復し、あらゆる価格が上昇している。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、短期的なインフレ過熱を容認し、利上げは行わないとしている。しかし、隣国カナダはすでに債券購入額の減少と、同時の利上げ計画を表明している。アメリカは債券購入を減らす行動に出るのか?それとも、カナダの利上げよりも先に利上げをするだろうか?

メリー・ウー

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