香港株式市場の信頼は徐々に回復、外部要因による下落リスクが急増

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香港株式市場の信頼は徐々に回復、外部要因による下落リスクが急増

[2023年8月7日]

香港ハンセン指数

香港ハンセン指数は7月末に20,078.94ポイントで終了し、今年初めて2ヶ月連続上昇となり、さらに月毎の上昇率が倍増している。上半期は「W」型の底を形成し、3回目の短期移動平均線を試したのち、ついに突破した。このまま維持できればネックラインを上抜けし、21,000ポイント超えが見込める。この期間、香港ハンセン指数は横ばいの動きを見せ、RSIの値も中立的な範囲を維持しており、香港株式市場への信頼回復の傾向が比較的安定していることを示している。それぞれの移動平均線の距離が縮小しており、今後の市場上昇範囲は[19,500ポイントから21,100ポイント]に調整される見込み。

米ナスダック指数

資金の回流により、ナスダック指数は約2年ぶりに5ヶ月連続で上昇。7月末には14,346.02ポイントで終了し、月の上昇幅は3%を超えた。短期移動平均線が長期移動平均線を突破しているもの、RSIが買越しゾーンに入っている。歴史的な経験から見ると、下落リスクが高まる可能性あり。一旦様子を見て、他の反転信号が出現するかどうかを見守る方が良いだろう。

ブレント原油

ブレント原油は3ヶ月ぶりの新高値を更新、7月の上昇幅は10%を超え、1バレルあたり85.28ドルで取引を終えた。その後相次いで短期および中期の2本の移動平均線を突破している。1年以上の期間を経て、再び対前月で連続上昇を達成。RSIは上昇しており、モメンタムが増加、今後も継続した反発上昇が期待できる。

フェー・チャン

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