人工知能が引き起こす変動、関税引き上げが株式市場を揺るがす

[2025年2月10日]

ナスダック指数の長期的な上昇トレンドは維持されているものの、各種のモメンタム指標は短期で勢いを欠いている。中国と米国の間で人工知能戦争が本格化している。下落傾向の可能性が顕著にみられることから、投資家は底打ちを見極めた上で行動を起こす必要がある。

ハンセン指数の上昇トレンドは継続しているが、外部要因の影響を受け、相場変動は避けられない。チャートの動きから見て、短期的に20,000ポイントを安定維持できなかった場合、18,500ポイントまで下落の可能性あり。

金相場は引き続き強気のトレンドを維持。2月に米国が発動した制裁措置により関係国の通貨が大幅に下落し、金への投資需要が誘発されたことなどが主な要因。この強気相場は今後も続くと予想されており、金価格が短期的に新高値を更新する可能性も十分にある。