S&P500
S&P500指数は最近たびたび最高値を更新しており、RSI(相対力指数)は買われすぎの水準に近づいている。20週移動平均線は50週移動平均線を上抜けし、各種指標はなお上昇の余地があることを示しているが、出来高に顕著な変化は見られず、29日の取引量は通常の半分にとどまった。投資家は安易に高値を追うべきではない。
ハンセン指数
ハンセン指数は100カ月移動平均線の上にしっかりととどまっており、RSIおよびMACDの指標は十分な上昇の勢いを示している。投資家は軽めに買いポジションを持つか、買われすぎによる反落のあとで買い増す戦略が考えられる。
金(ゴールド)
金価格は7月23日の3,438ポイントから、7月28日には3,312まで下落し、MACDとRSIはいずれも金価格にさらに下落の傾向があることを示している。直近では米連邦準備制度(FRB)のニュースや3,300ポイント付近のサポートラインに注目すべきであり、中短期の投資家はタイミングを見て分割で買いポジションを構築することが推奨される。