ナスダックは様子見、金は変動しながら上昇

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ナスダックは様子見、金は変動しながら上昇

[2026年3月6日]

ナスダック

ナスダック総合指数は2月に変動しながら下落基調をたどり、3月2日に売られ過ぎから反発して100日移動平均線の下方まで回復した。上方には20日・50日・100日移動平均線が集中する節目の23,000ポイント近辺のレジスタンスが位置する。移動平均線の並びは中期的な下向きトレンドを示しており、RSIおよびMACDともに弱気シグナルを示唆している。

サポートは、3月2日の安値である22,300ポイントおよび心理的節目の22,000ポイント。地政学的要因によるリスク回避の動きに加え、テクノロジー大手の業績やキャッシュフローなど複数の要因が、ナスダック指数を短期的に高値圏でのレンジ推移を継続させる可能性がある。

投資家は、地政学情勢、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策、ならびにテクノロジー株の決算動向を注視し、方向性が明確になるまで基本的には様子見を維持することが望ましい。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)

AMDの株価は、Metaによる6ギガワット相当のAIチップの大型受注報道を受けて急騰したが、その後は地政学的緊張の高まりによるリスク回避の動きから下落し、現在はそのニュース以前の水準まで戻っている。株価は現在、200日移動平均線の下方に位置する。

3月3日の取引時間中、RSIは37.09と売られ過ぎ水準に接近。MACDはデッドクロスを示しているものの、下落モメンタムは比較的弱い。MetaおよびOpenAIからの注文が将来の業績に寄与する可能性や、台湾積体電路製造(TSMC)の生産能力拡大による追い風も考慮すると、短期的な下落調整の後に、前回高値の250ドル付近への回復を試す可能性もある。

投資戦略としては、190ドル付近でのポジション構築を検討できる。190ドルの心理的節目を明らかに下抜けた場合には、180ドル上方での追加投資も選択肢となる。損切り水準は170ドル付近に設定することが適切と見られる。

金(ゴールド)

地政学的衝突の激化によりリスク回避の動きが強まり、金価格は上昇。過去の高値である1オンス5,600ドルへの再挑戦が視野に入りつつあ離、各国中央銀行による継続的な金購入が安定的な下値支持となっている。

現在も紛争は収束しておらず、さらなる拡大リスクも残ることから、金価格は今後も振動しながら上昇基調をたどると予想される。ただし、3月19日にはFRBの利上げ・利下げを含む次回政策金利決定会合が予定されており、また約2週間後には紛争の情勢もある程度明確になるとみられる。

投資家は抑制したポジションでの買いを試すことも考えられるが、厳格な損切り設定が必要となる。あるいは、約2週間後に方向性がより明確になってから投資判断を行うことも選択肢となる。

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