- テンガードホールディングスリミテッド
CEOメッセージスタッフコラム
[2014年8月19日]
お客様が投資プランを申し込む際、多くの場合で「結局のところ、米ドル建てプランが良いのだろうか、それともユーロ建てプランが良いのだろうか?」「払込みの面では、円払いを選ぶべきか、はたまた香港ドル払いを選ぶべきなのか?」といった疑問が出てきます。(現在のところ人民元立ての同タイプのプランはございません。)
実際のところ、これらの通貨で払込みを行い、またこれらの通貨価値で投資プランでユニットの積み立てを行う場合、一貫した解答は存在しません。価値が上がりつつある割高な通貨で払込みを行うと、払い込みの負担が大きくなる可能性があります。反対に価値が下がりつつある割安な通貨での払込みの場合、これもまたプラン全体のリターンに影響を及ぼす可能性があります。最大のポイントは、今年割安な通貨が、25年後も割安であるとは限らないと言う事にあります。
この2つの問題を全面的に解答させていただく上で、私達は「払込みの通貨価値」及び「プラン積立の通貨価値」の異なる投資要因をはっきり区別する必要があります。
払込みの通貨を選ぶ際の注意点は、負担能力を判断する事です。このため私どもは多くのお客様に、ご自身の主収入の通貨での払込みをお勧めし、プランの通貨単位と必ずしも同じにする必要はないとご案内しております。また、もしご自分の収入の通貨による払込みが出来ない場合でも、必ずしもプランの通貨単位と同じにする必要はないため、短期見通しで割安な通貨による払い込みを選択する事で、負担を軽減することも可能です。当然、お客様も払込み金額を引き下げることで、通貨価値変動による負担能力状況への影響に対処する事が可能です。
では、プラン積立の通貨価値となりますと、私どもは通常強いトレンドが見られる通貨の選択をお勧めしています。そうすることで、プランの現金価値が長期的な保障を得られやすくなるからです。では、どの通貨のトレンドが強いのでしょうか?これは為替レートにおいて、永遠に上昇し決して下落しない通貨を指しているのでは無く、十分な財政と政治の後盾を備えた通貨のことです。その中でも香港ドルは非常に良い通貨の一つとして取り上げる事ができます。
どうして香港ドルは強いトレンドを持つ通貨なのでしょうか?主な要因は次の通りです:
以上のポイントをまとめますと、たとえ近隣の多数の都市や経済特別区の挑戦に直面したとしても、香港が積み上げてきた評価や、業界、効果的な金融及び司法の制度などから見て、依然として香港ドルが強いトレンドを持つ通貨であるという優位性は明らかです。財産管理の中心たる位置付けとして、香港ドルは今後もなおその先頭を突き進むと言えるでしょう。
テンガードホールディングス CEO リッキー・ガン
証券取引委員 (SFC:Securities and Futures Commission) の Type 4, 9 のライセンスを取得しているファイナンシャルアドバイザーです。
香港強制性公積金計劃管理局 (MPFA: Mandatory Provident Fund Schemes Authority) の正規取扱代理店です。
香港保険業監管局 (IA: Insurance Authority) に正式登録されているライセンス保有代理店です。