動かぬ日銀、市場変動を誘発

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動かぬ日銀、市場変動を誘発

[2016年5月4日]

円相場は3%急上昇

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(USDJPY 米ドル/日本円)

日銀が28日木曜に意外にもマイナス金利政策を含めた金融緩和策の維持を決定、市場で予想されていたETFの買い入れ額の拡大もなかったため、円高を刺激し3%急増の1ドル=108.11円へ、以前の円安反発の流れが急変した。テクニカル分析上、指数は以前の指示線を探り、支持線を割り込めば、106.00円まで続落の可能性あり。もし円高が106円に達すれば日銀に動きが出ると予想。

日経平均大きく下落

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•(NIKK 日経平均)

•日銀に対する金融緩和拡大予想が空振りとなり、加えて28日木曜発表の経済指標は予想を下回ったため、日経平均を刺激し4%近くの大幅下落へ。テクニカル分析上、指数は現在20・50・100日移動平均線を割り込んでおり、4月以降で一取引日での最大下落幅を記録し、RSIも弱化へ反転。下値支持線はひとまず16250ポイント、上値抵抗線は17000ポイントに。

金価格急騰で調整局面を打破

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•(GOLD 金価格)

•米国第1四半期のGDPは0.5%増と予想に届かず、意外にも日銀が金融緩和策を維持したことを受けて米ドル指数が弱化し、金価格の急騰を牽引。金価格は4月から1260ポイントで底固めの動きで、現在1260ドルの重要ポイントを上方突破し、さらなる上昇の見込みあり。上値抵抗線は1280ドルに位置し、下値支持線はひとまず20日移動平均線となる。

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