“トランプ効果”は色褪せ始めたか？
－ テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
“トランプ効果”は色褪せ始めたか？
[2017年1月16日]
米ドル高から下落へ
（USD 米ドル指数）
米ドル指数はトランプ氏の大統領選勝利から昨年12月に103ポイントの高値をつけ、累計で5%の上げ幅となった。しかし、近頃高値から下落し、三週連続で陰線出現となった。MACD指標も段々と 0 間近となってきており、弱い見通しのシグナルを発している。下値支持線は100ポイントに、もし守れなければ、今後は更に下落する恐れがある。
ゴールドは1,200の関門に近づく
（GOLD 金価格）
米ドル反落の恩恵を受け、最近の金相場は強勢反発が見られる。木曜日に金価格は1,200米ドルの関所に近づいた。テクニカル面では、RSI指数とMACD指標ではいずれも反発上昇の兆しが現れている。上値抵抗線はしばし20週平均線に位置し、もしこれを突破できれば、指数は更に上昇の可能性あり。
香港株式は23,000ポイントが鍵に
（HSI 香港ハンセン指数）
ハンセン指数は3週間連続で上昇し、次第に落ち着きの兆しあり。テクニカル面では、今週指数は20、50、100週平均線の上方を維持し、RSI指数も弱気から強気に変わっており、鍵となる「関所点」抵抗線23,000への挑戦に有利な形勢となっている。
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