英国株に圧力、アジア株は弱勢に

[2017年4月26日]

（英国FTSE100指数）

イギリスは総選挙の実施前倒しを発表し、国際政治の不確定要因を激化させている。英ポンドが強いトレンドで上昇したことで企業収入を圧迫することとなり、株価下落をもたらした。FT100指数は 1日で全ての移動平均線を割りこみ、おそらく短期での反発は難しいだろう。

（SSEC 上海総合指数）

上海市場は先週から大幅下落し、相次いで数本の移動平均線を割込み、ここ2ヶ月の最安値を記録した。今後も続落し、3100ポイントがサポートとなる見込み。

（NIKK 日経平均）

日経平均は最近僅かに反発が見られるが、円高傾向のため、日本株のトレンドに不利。2週間以内に2度の「デッドクロス」が現れており、下落圧力が依然存在、今後は再び18,250ポイントで低値を試すこととなろう。