カタルーニャ独立危機による株式マーケットへの影響はまだ無い

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カタルーニャ独立危機による株式マーケットへの影響はまだ無い

[2017年10月24日]

本円は円安へ反転

(JPYUSD 日本円/米ドル)

チャート上、日本円は9月に三つのデッドクロスを形成、MACDではまだ好転がみられない。これは、カタルーニャ独立住民投票の影響を受けたマーケットのリスク回避情緒の高まりがまだないことを示している。次のサポートレベルは約0.875ドル付近となろう。

スペインはまだカタルーニャの影響を受けず

(IBEX スペインIBEX35指数)

マドリード指数は下落傾向に変わりはなく、カタルーニャ独立運動は株価指数に大きなマイナス影響を今のところまだもたらしていない。株価指数の重要な心理ポジションは10,000ポイントがサポートラインに。今後は50日平均線をサポートラインとなろうが、もし、これを割れば、9,500ポイントまで下げることとなろう。

香港恒生ハンセン指数は29,000ポイント越え試すも阻まれる

(HSI 香港ハンセン指数)

香港ハンセン指数は、29,000ポイント越えを試みるも失敗し下落。今後もし短期で20日平均線の水準まで回復すれば、20日平均線をサポートレベルとできる。回復できなければ、チャート上27,550近辺で窓開け上昇を残しているため、指数は更なる調整に入るかもしれず、また27,500ポイントにサポート線がある。

テンガード ファンドリサーチ アナリスト ウィニー・リョン

ウィニー・リョン

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