- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2020年4月6日]
NYダウ指数
2020年第1四半期のダウは、主に世界の多くの地域で新型肺炎の感染が広がっている影響を受け、23%下落した。ダウは高値から最大37%程度下落し、最近テクニカル反発の力がやや強く24%反発。しかし、米国における新型肺炎の確定症例数が連日急増しており、ダウが圧力を受け、下落する可能性はまだ残されている。チャートを見る限り、ダウは反発しているとはいえ、20日線を上方突破できておらず、さらなる上昇力は不足していると考えられ、今後は再び18000の水準へ下落を試みる可能性。新型肺炎の流行に改善が見られるまで、ダウ平均は18,000~22,500のレンジで推移すると予想される。
米国2年債利回り
米国債利回りの低下が続き、債券期間が短くなるほど金利の下落幅が拡大している。 株式市場が反発の兆しを見せているにもかかわらず、投資家が債券市場に流入しヘッジを続けていることがチャートからも見て取れる。2年債券利回りは下落し現在0.23付近と節目となるゼロ%へ接近している。短期で新型肺炎の流行拡大が改善されなければ、債券市場に資本流入が続くとみられる。この先2年債利回りがマイナス圏に転落する可能性は高い。
香港ハンセン指数
先週の香港株は上昇に転じる。中国本土の経済データが予想を上回り、中国本土の景気回復への信頼感が高まったこと、また、米国株の好転が同時に香港株式相場に影響した。チャートを見る限り、先週は連日続落したが、23000ポイント台を割らずに守りきり、ここに強いサポートがあることを示している。 香港株式市場は引き続き中国や米国の株式市場の影響を受けながら、23,000~23,800ポイントの狭いレンジでの変動が予想される。
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