中国株の戻りを受け、香港株は取引ムード好転

- テンガードホールディングスリミテッド

トップページ » スタッフコラム » 

スタッフコラム

中国株の戻りを受け、香港株は取引ムード好転

[2020年6月8日]

香港ハンセン指数

先週の香港ハンセン指数は海外市場の改善を受け5日連続で上昇。これまでの横ばいトレンドの頂上付近にあり、RSIは上昇、不動産や銀行などの銘柄が上昇している。好転したことで、今月香港で回帰上場する予定の米国上場の中国大手2社にとって良い取引ムードとなっている。この市場センチメントは6月中は継続すると見られ、上値25,000ポイント、下値支持線23,500ポイントの見込み。

米国S&P500種株価指数

米国の経済活動再開が順調に進んだことを追い風に、S&P指数は3,100ポイントを回復。テクニカル的には、20日と100日の移動平均線がゴールデンクロスを形成しており、相場の今後の展開にやや好感が持てる。しかし、14RSIは67.44で買われすぎゾーンの70に近づいており、短期で利益確定に動く投資家も出るとみられ、相場調整の可能性あり。この先上値3,200ポイントまで、下値3,000ポイント付近でのサポートが見込まれる。

米ドル為替レート

米ドルはこのところ、100週移動平均線を割り込み、96.66をつけ、ドル安に転じた。主に、各国の景気回復の進展により、リスク回避ムードが順調に落ち着いたことでドル安が進行した。同時に、ドル安のほうが米国経済の早期回復に有利なため、政府当局はドル安を維持したい考えとみられる。

 

メリー・ウー

Share on LinkedIn
Pocket

お知らせ

  • テンガードからのお知らせ
  • スタッフコラム
  • 株式市場関連
  • よくあるご質問
ダイヤモンド社発行『ダイヤモンドQキュー』にてテンガードが紹介されました!

証券取引委員 (SFC:Securities and Futures Commission) の Type 4, 9 のライセンスを取得しているファイナンシャルアドバイザーです。

香港強制性公積金計劃管理局 (MPFA: Mandatory Provident Fund Schemes Authority) の正規取扱代理店です。

香港保険業監管局 (IA: Insurance Authority) に正式登録されているライセンス保有代理店です。