米国大統領選挙は膠着状態、米国株は強く反発

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米国大統領選挙は膠着状態、米国株は強く反発

[2020年11月10日]

NYダウ指数

先週の米国株は強く反発。「ブルーウェーブ」の影響が継続していることを主因に、4取引日累計で6.36%の上昇を記録するなど「W」型のトレンドとなっている。中でも新エネルギー車セクターの中国株が好調なパフォーマンスを見せ、個別銘柄は平均で20%以上の上昇となった。これは主にバイデン氏がトランプ氏を大きくリードして得票したことで、中国株に恩恵を与えたためである。香港時間の先週金曜日の時点では米大統領選の結果は発表にいたらず、共和党が上院選でもリードしていることから、「ブルーウェーブ」は消滅していく可能性あり。また、トランプ氏陣営が一部の州で投票の停止/再集計を求めて訴訟を起こしているほか、米国の一部地域ではデモ隊が街頭に繰り出しており、選挙結果の不透明感や社会不安は米株式市場に悪影響を及ぼすだろう。トランプ氏が選挙結果を法廷闘争にもちこめば、しばらく米国株は上下変動が続き、その後のダウは26,600~29,000のレンジでの値動きが予想される。

香港ハンセン指数

米国株の強い反発を受けて、香港ハンセン指数は前週比5.9%増となり、いくつかの重要ラインを突破。現在は25,700の上方を維持。2度の反発で2つの窓を開け残しており、今後窓を埋める動きをする可能性あり。先週金曜日のローソク足は陰線、ブル・ベア銘柄ともに25,700が重要ポイントとなっている。前回の高値25,847.11から100ポイント離れているが、持続的な上昇動力がなければ、ここで頭打ちとなる可能性がある。14RSIが66.997であることから、まだ買われ過ぎゾーンまで余地があり、25,800台に乗る見込みあり。米大統領選のこう着が、政治的な不確実性となり、この先の相場に影響を与える可能性がある。この先上値25,800まで上昇の見込み、下値支持線は25,100となる。

米30年債利回り

米国債利回りは数週間前から反発、50週移動平均線に達した後、再び下落している。その理由は、現在の米大統領選挙の集計によると、今回の上院選では共和党が民主党を上回っており、ウォール街で言われてきた「ブルーウェーブ」が色褪せつつあるからだ。民主党が今回勝利しなければ、大規模な経済救済策は縮小される可能性があるため、米国債の利回りが低下している。ただ、現状新大統領はバイデン氏となる可能性が非常に高く、バイデン大統領就任後に導入される財政措置はトランプ政権よりも大規模になるため、米国債利回りが以前の低水準に戻る可能性は低いとみられる。この先米30年債利回りは1.4~1.65のレンジで推移すると予想される。

メリー・ウー

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