株式市場が調整局面に入り 商品市場の需要が増加
－ テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
株式市場が調整局面に入り 商品市場の需要が増加
[2024年3月19日]
米ナスダック指数
ナスダック指数は月半ばに16,128.53で引け、米国株主要3指数はそれぞれ異なる動きを見せた。ナスダック指数は3本の移動平均線から大きく乖離し、RSIは高いレベルを保った。長期移動平均線は平坦化している傾向にあり、以前より上昇幅が縮小し、ナスダック指数が頭打ちになる可能性が非常に高いことを示唆している。今後の相場はレンジ内で反落する可能性があり、現在のサポートは15,066にある。
台湾加権指数
台湾加権指数（TWII）は半月で約5.2％上昇し、半月内で世界の非商品市場指数の中で最も好調なパフォーマンスとなり、アジアをリードした。TSMC効果や日経平均指数の下落が、資金面を側面から動きを後押しする影響もあってか、台湾加権指数は史上最高値を更新した。短期移動平均線からの乖離率は22%を超え、構造的な強気相場が形成された。
ゴールド
3月前半の国際金相場は上下動を繰り返し、1オンス＝2,167.5米ドルで引けた。しかし、RSIは買い手が優勢であることを示しており、金価格は依然として歴史的な高値圏内にあることから、現時点ではポジション調整を行うことが適切である。2,040米ドルは依然として強力なサポート水準となっている。
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