ロシアトルコ戦争危機か

[2015年12月1日]

トルコ株式市場は恐慌に

(XU100トルコISEナショナル100指数)

トルコ軍が突如ロシア軍爆撃機を撃墜、市場では第13次露土戦争の勃発が懸念され、トルコの株式市場は暴落へ。指数は現在割安ゾーン付近へ下落、テクニカル分析上でも下降トレンドとなっており、短期先行きはさらに前回のサポートラインへ下落する可能性。

ロシア株は変動続く

(RTSI ロシアRTS指数)

ロシアの株式市場も影響を受けているものの、短期移動平均線上にとどまっており、悪材料に対し市場に一定の抵抗力があることを反映している、短期見通しでは725～925の区間で推移すると予想。

フランス株式市場は安定回復

(CAC フランスCAC40指数)

フランスはパリのテロ事件発生後、株式市場崩壊の懸念に見舞われ、指数は一度長期移動平均線を下回ったものの、パリの取引所はテロを恐れず平常通り営業し、世界各地の指導者と市民はらパリへの支持を受け、市場に平和な心理状態を回復させており、今のところ大規模売却といった情況は発生していない。