世界同時株安続くか
－ テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
世界同時株安続くか
[2016年1月26日]
ダウ指数「ダブルボトム」で底堅く
（INDU NYダウ工業株30種）
世界的な経済減速の影響で、米国株の弱勢も未だ転換できず、ダウ指数の下落は14年10月の低水準を試みる。ダウ指数は14年2月と15年8月に大型の「ダブルボトム」を形成しており、この関所は硬いと見られるものの、もし陥落となれば、市場に恐慌的な投げ売りが出る可能性がある。現状の市場相場で、FRBが今月更なる利上げを行う可能性は高くないだろう。
ドイツ株は上昇トレンドのサポートライン試す
（ドイツDAX指数）
昨年4月からこれまで、ドイツ株は徐々に下落圧力が見られ、市況の弱化が反映されている。その他、欧州債務問題の勃発以降、ドイツDAX指数は「長期上昇トレンド」を形成しており、指数の下落圧力は近日「長期上昇トレンド」のサポート力を試みる。もし陥落となれば、その後14年10月の低水準まで下落する可能性。
インド株は下降トレンドに反落へ
(BSE インド ボンベイSENSEX指数)
昨年初めから、インドSENSEX30は反落へ、そして「長期下降トレンド」を形成。世界的に金融市場の先行きに暗雲が広がる中、インドの株式市場は更なる低水準への下落を試みると予想される。もし「長期下降トレンド」が更に割り込めば、インド株の下落傾向は更に激化する恐れがある。
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