- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2016年2月3日]
(SSEC 上海総合指数)
中国人民銀行(中央銀行)からまだ利下げ等の緩和予定が出されず、失望情緒がA株急落を触発、上海総合指数は昨年の底値を割り込んだ。注意すべきは、指数が昨年の低水準を下方突破した際に、「政府の手出し」が見られなかったことから、これが政府が市場相場にもう関心を持たなくなったことを意味しているのか否かだ。上海総合指数は数日のうちに2,850ポイント以上を取り戻せなければ、A株の先行きは再び下落相場を展開する恐れがある。
(HSI 香港ハンセン指数)
A株急落や、石油価格低迷などの要因が足かせとなり、ハンセン指数は大幅変動が続く。2016年に入ってから、ハンセン指数の日中の高値水準は10日移動平均線のレジスタンスを受けており、ハンセン指数の上昇が10日移動平均線を安定させる事ができるまで、香港株式市場は今後も続落し18,500ポイントを試みる可能性がある。そうでなければ、香港株式市場は更なる反発の見込みあり。
(NIKK 日経平均)
昨年から今年にかけ、日経平均は「下降トレンド」を形成しており、トレンドが転換するまで、日本株は調整圧力が残る。13年3月、日経平均は16,000ポイント付近が高値となっているため、16,000付近が下降トレンドの底になると見られる。つまり16,000ポイントが日経平均の重要なサポートラインとなることから、この先の陥落は危うい。
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