香港ハンセン指数は50日線割れ、日経平均は頭打ちか

[2017年12月11日]

上海総合指数は底探る

（SSEC 上海総合指数）

チャートから、ここ一週間で重要支持線となる3,300ポイントを割り込んだことがわかる。この先は50週日線が支持線になろう。もし割り込めば、さらに3,100ポイントまで下落し支持を得るだろう。

香港ハンセン指数は５０日線割り込む

（HSI 香港ハンセン指数）
香港ハンセン指数は50日線を割り込む。短期線が100日線の位置まで下降する恐れあり、28,000ポイント付近で支持を得られると予想。もしこの先上昇トレンドを回復するには、上海総合指数のパフォーマンス及び主要銘柄が支持できるかどうか、そして取引高が伴うかどうかを見極める必要がある。

日経平均は頭打ちか

(NIKK 日経平均)

日経平均は11月に22,937ポイントで頭打ちとなり今月23,000ポイントを試みるも突破できていない。テクニカル分析上、12月の高値においてMACD、RSIおよび出来高がいずれも11月の最高値を下回っていることから、指数がすでに頭打ちになっている可能性を示している。この先、日経平均は22,000ポイントが支持線になると見られ、もし底固めできれば、短期で22,000から23,000ポイントのレンジで推移するとみられる。

テンガードファンドリサーチアナリスト　ウィニー・リョン

ウィニー・リョン