米ドル強気に転ずる兆し、新興国市場の不利に

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米ドル強気に転ずる兆し、新興国市場の不利に

[2018年3月5日]

米ドル相場に回復の兆し

チャートから、指数がここ一週間ですでにショルダー水準を突破し50日線に位置していることがわかる。短期見通は、もし90ポイントを割らずに推移した後、50日線を突破できれば、上昇動力はさらに大きくなり上昇トレンドを展開するだろう。

 

新興国市場の動きは

チャートから指数はここ一年の上昇トレンドの中でまだ大幅調整を経ていないことがわかる。このため米ドル先がこの先もし強気に転じた場合、指数は下落が促され調整基調に入るだろう。テクニカル分析で観察すると、2017年の底値から高値への上昇幅から計算して、指数の調整局面はおよそ1,120ポイント付近が底値となる可能生。

 

外部要因がハンセン指数のマイナス材料に

チャートでは指数の上昇トレンドに変化はみられず、20週線がサポートとなっていることがわかる。短期で指数は20週線をサポートとする動きとなり、30,000〜32,000ポイントのレンジで推移すると見られる。しかしこの先米ドル相場が強気に転じ、指数上昇の足かせになるかどうかに留意が必要。

テンガード ファンドリサーチ アナリスト ウィニー・リョン

ウィニー・リョン

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