株式市場は回復基調、短期の変動残る

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株式市場は回復基調、短期の変動残る

[2018年3月5日]

米国株相場は抵抗線に到達

指数はここ2週間でインフレ懸念が足かせの要因となって高値回復ができなかったものの、20日線の水準への回復に成功、25,000ポイント付近がサポートラインとなっている。上昇幅から計算して、指数は現在すでに調整回復の位置、25,200ポイントに接近している。この先は短期で25,200ポイント付近で抵抗にあうと見られ、その付近を推移するだろう。

 

ハンセン指数の先行きは外部要因に注意

ここ1ヶ月の高値からの下落幅を計算すると、指数はここ2週間の調整で、すでに上昇へ向かう調整消化の位置、31,500のポイントへと近づいている。この先は米国及び上海株の変動だけでなく、個別銘柄の業績にも注意すべきとなる。もしサプライズがなければ、短期でまだ31,000から31,500ポイントのレンジで推移するだろう。

 

日経平均はまだ上昇の余地あり

日経平均2017年の高値から今年の底値への下げ幅から計算して、指数は0.382戻しを上昇突破後継続した上昇突破の動きとなっている。この先は20週線を回復できるかに注目。もし成功すれば、次の調整水準は22,500ポイントとなろう。

テンガード ファンドリサーチ アナリスト ウィニー・リョン

ウィニー・リョン

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