- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2018年10月3日]
10年債利回りは着実に上昇
チャート上で10年債の利回りに近頃ヘッドアンドショルダーのパターンが現れ、テクニカル分析上、もし今後数週間3.05%の水準を割らずに維持すれば、引き続き上方突破の可能性あり。ファンダメンタルでは、米国連邦準備制度理事会もまだニュートラルな水準である旨の評価を発表しておらず、上昇をサポートしている。高い利息が株式市場に圧力を与える点に注意を要する。
ダウ指数は高値圏で圧力
チャート上、26,500ポイントに到達後に圧力を受けた下落が見られる。マーケットはFRB利上げの期待やニュースを織り込んでいる。しかし、現在の株価はかなり高水準であり、利上げは必然的に企業の借入負担を増大させ、資金はよりリスクの低い市場に向かうことになる。今後の市場は、企業の負債状況と資金の流れに注意を払う必要がある。
一年分の上昇幅を失った新興国マーケット
新興国市場は、世界経済や政治的懸念の影響を受け、今年は下落傾向から回復できずにいる。同時に米ドル高によって米ドル建て債を有している企業の債務負担が強まっている。現在、指数は1100ポイントのサポート水準を下回り、短期的には50週平均線である1000ポイント付近でサポートが見られよう。
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