- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2019年4月3日]
スタンダード&プアーズ500指数
チャートの示す通り、指数は3月22日に経済減速懸念の影響が拡大したことを受けて大幅下落し、25日の週は2,800ポイントでやや強いサポートが見られた。テクニカル上、MACDの上昇動力はある程度弱まっているものの、指数全体の動きはまだ転換しておらず。現在米FRBがハト派発言を続けており、2019年内に利下げに転じる確率が80%となっていることも市場に一定のサポートを提供している。この先もなお経済指標及び米中貿易の進展などの要因状況を観察すべきとなる。短期先行きはしばし2,800ポイント付近で変動すると見られる。
ハンセン指数
ハンセン指数は、3月22日に米10年物国債利回りを3か月の短期利回りが上回った後、週明け25日に窓開け下落となった。その後1週間で数日反発するも、前週の水準を回復できず。その他に、チャートから指数は前回の高値圏でRSIと相反する動きになっていることがわかり、テクニカル分析上、今後調整基調となる可能性が高まることを示している。現在市場は依然として米中交渉への期待や中国本土の株式市場によるサポートを受けているものの、この先再び29,500ポイントに乗れるかどうかはファンダメンタルズの発展を要観察となる。市場がもし十分なサポートを得られなかった場合、短期で28,500ポイントがテクニカルサポートラインとなる。
日本円為替指数
市場の懸念要因の影響を受け、世界の資金が続々と株式市場を撤退し、より安全な資産へ逆流している。現在日本円は対米ドルですでに2つのゴールデンクロスを形成しており、テクニカル分析上、上昇動力が強めであることを示す。加えてファンダメンタルズの面では、市場の発展を完全に落ち着かせるには程遠いと言える。この先指数が0.91ポイントを突破すれば0.92ポイントが抵抗線になろう。反落の動きとなれば、20週線の水準で支持を探るとみられる。
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