- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2019年4月9日]
中国A株
上海総合指数は4月一週目に経済指標が好材料となって横ばいゾーンの抵抗レベルを突破し、3,200以上の水準を回復。現在RSIが買われすぎゾーンに接近し、MACDが指数と相反する動きとなっていることから、この先短期でテクニカル調整に直面する可能性に投資家は注意となる。しかしこの先も引き続き市場が経済指標および米中交渉の進展がサポートとなり3,200ポイントの水準を維持できる場合、3,500ポイントまで上昇がみこめるだろう。だが反対の動きとなれば、指数は下落しテクニカル調整となり、3,000ポイントで支持を探るだろう。
ハンセン指数
指数は中国本土の経済指標を好材料に4月一週目に2018年下半期以来の高値を突破。もし30,000ポイントの重要ラインを突破できれば、次の抵抗ラインは31,000ポイントとなる。しかし指数が現在MACDとRSIが相反する動きとなっており、テクニカル調整となる可能性に投資家は注意が必要となる。もし市場が材料不足であれば、30,000ポイントでの抵抗がやや大きいと予想。下値支持線は28,500ポイント。もし30,000ポイントを安定維持できれば31,000ポイントまで上昇の見込みあり。
米国株
チャートの通り、指数は好材料がサポートし2,875ポイントの抵抗線へ近く。もしもこのラインを突破でれば2,925ポイントまで上昇の見込みあり。しかし指数は現在MACDと相反する動きで、テクニカル調整の可能性を示す。加えて現在RSIも買われすぎゾーンに接近し、直近で2度買われすぎゾーンとなった後にいずれも調整の動きが見られており、短期で指数がまず調整と底固めの動きとなる可能性がある。現在のところ2,800ポイント付近への下落調整、20日移動平均線が支持線になると見られる。
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