規制強化でパニック、ハンセン指数が年初来安値を更新

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規制強化でパニック、ハンセン指数が年初来安値を更新

[2021年9月24日]

香港ハンセン指数

香港ハンセン指数は先週24,424.74ポイントの年初来安値を更新。トレンドは前回の動きと似ており、高値で抵抗を受けてから下落。今回の下落は、中国の規制がカジノ業界にまで拡大したことや、恒大集団の債務問題の拡大などが原因で、カジノや不動産株がハンセン指数の重しとなっている。また、16日には港股通(香港ストック・コネクト)が停止し、中国からの資金不足により、売り方が強まり、指数は前回の安値を割り込んだ。恒大集団の債務問題は中国で深刻化しており、中国政府がどのように対応するかによっては、金融市場の時限爆弾となる可能性があり、短期的には株式市場の方向性に影響を与える。
当面はおおよそ24,500~26,500ポイントのレンジ内容の横ばいを想定していますが、もし、再び年初来安値を割り込むようなことがあれば、23,000ポイントまでの新たな下落局面に入る可能性も。

上海総合株価指数

先週の上海総合株価指数は3,700ポイント台で安定できず、3,600ポイントまで急落した後、サポートを得た。テクニカルでは、RSIが買われすぎゾーンに一度は進入。過去の動きを見ると、買われすぎゾーンに入った場合は、短期的な天井を形成し、下落している。ファンダメンタルズでは、中秋節を前にして、連休中に予期せぬ出来事があった場合に備えた資金引揚げがあり、また、23日まで港股通(香港ストック・コネクト)を停止。先週は6,000億のMLF(1年物中期貸出制度)の満期が更新され、投資家の流動性リスクに対する懸念が軽減された。しかし、中国経済の状況が悪化し、流動性が「全体のサイクルを通じて調整」され、今後の投資家は国策銘柄を中心に慎重な姿勢で臨む必要がある。今後は3,700ポイントが上方、反対に3,600ポイント付近がサポートとなろう。

ダウ・ジョーンズ指数

ダウ指数は最近100日平均線まで反落し、一時的なサポートを得ている。10月にも米債務上限を引き上げる期限が近づいているため、指数の動きは弱く、また、出来高は7月以降縮小している。
ダウ指数が100日平均線を割った場合、多くの移動平均線に阻まれ、数ヶ月続いた上昇が終わり、 5%ほどの調整が入り、33,800ポイントまでショートが続く局面が形成される可能性が高い。
一方、今月はFRB連邦準備制度理事会が今後の債券購入規模を縮小する方針を発表する可能性が高く、マーケットの調整材料となる可能性もあるため、今後の金融引き締めに対するFRBの姿勢にも注意が必要。

メリー・ウー

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