香港ハンセン指数は2018年のように最終的に下落となるか?

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香港ハンセン指数は2018年のように最終的に下落となるか?

[2021年10月11日]

香港ハンセン指数

先月の香港ハンセン指数は再び年初来最安値を更新し、24,000の大台を割り込んだ。最安値は23,771.46ポイントとなり、2018年と同様なトレンドとなっている。9月のトレンドは、上昇後に下落し、8月の高値付近まで回復上昇したものの、それを突破できずに下降に転じて底値を探る展開となった。そして、恒大集団の負債、香港不動産銘柄、カジノ銘柄などに関連するマイナス材料が出てきたことで、底入れが加速した。今年2月から9月までのトレンドは、2018年と同様で、数ヶ月間の横ばいを経て、新たな下降トレンドが始まるというものだ。既に下落の波を2回経ており、2018年のトレンドに基づけば、10月~11月頃に最終的に下落してから底打ちとなる。今年の株式市場は、ほとんどの場合、政策に左右される動きであり、なかなか予測しずらい。しかし、テクニカル的には、RSIが戻り始めており、底まであと少しと思われる。2018年の高値から底値までの下落率が27%であったことから、今年の底値は22,800ポイントあたりではないかと考えられる。

上海総合指数

9月の上海総合指数は、上昇後に下落し、3,700ポイントの高値をつけた後、9月の上昇幅を打ち消す下落となり、当面は3,500のレベルを維持。A株の売買高は、8月と9月に43日連続で1兆円を超え、史上初の快挙となり、規制当局や投資家の懸念を高めた。その後、一部のクオンツ投資会社は規制当局からの聞き取り調査を受け、また、分野を超えて投資しているファンド会社も聞き取り調査を受け、元の投資分野に戻るように求められたことで、A株には乖離が生じた。第3四半期には、エネルギーや電力銘柄が好調だった一方で、半導体や新エネルギー自動車銘柄が頭打ちとなり、下落となった。また、9月に20以上の省・市で「エネルギー消費の二重管理」を実施するために電力供給を制限し、中国経済の成長鈍化が懸念されている。テクニカルでは、上海総合指数は現在、上昇トレンドの底に位置している。もし、底を割る場合、3,400の重要ポイントまで下落を試みる可能性があり、底を割らなければ、次の上昇目標は3,700となる。

米ドル為替相場

第3四半期の米ドルは予想通りブレイクし、93レベルの横ばいを抜け、100週平均線を突破、94レベルに乗せた。この躍進は、債券買入額削減のニュースを受けてのもので、市場はFRB連邦準備制度理事会が11月から毎月の債券買入額を150億米ドル削減すると予想していた。その時期が近くなるにつれ、米ドルは新たな上昇局面を迎えることになるだろう。しかし一方で、米国政府が債務上限引き上げの交渉を行っているため、別の経路で資金供給を続けている。今後、米国政府が債務上限を設定しなければ、米ドルの信認に大きな打撃を与えることになり、再びドル高になるかどうかは、投資家が米国を信頼し続けるかどうかにかかっている。

メリー・ウー

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