- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2020年1月20日]
香港ハンセン指数
先週の香港株式市場の大引けは、ハンセン指数29,000ポイントに落ち着いた。これまでにハンセン指数は何度も29,000の重要ポイント突破を試みているも安定できておらず、29,000ポイントの水準で空売り圧力が比較的大きいことがうかがえる。先週米中が貿易交渉の合意文書に署名したが、基本的に市場ではすでに織り込み済みであるため、ハンセン指数の上昇動力はやや小さい。しかし大引けで29,000ポイントに上昇し、大量の資金が流入したことを表した。この先29,500ポイントまで上昇の見込みあり、下値支持線は28,500ポイントに位置する。
上海総合指数
先週の上海株式市場は全体的に僅かに下落するも、3,000ポイントを割らずに維持していることから、現在のところ上海株式市場が3,000ポイントで底固めしていることがわかる。先週米中が貿易協定の第1段階の合意に署名したことで、不確定要因はしばし解消。その他に、旧正月が近づき、休暇期間の雰囲気が濃厚となる中、上海市場は薄商いとなっている。短期で指数は3,050から3,100ポイントのレンジを維持して変動すると予想。春節以降に上海株式市場は出来高を回復して3,150ポイントまで再度上昇の見込みあり。
ドイツDAX指数
チャートによると、ドイツの株価指数は再び13,500ポイント付近に到達し、2018年の初めの史上最高値である13,596ポイントに接近。しかし少し前に指数は高値圏でダブルトップを形成しているため、更なる上昇はやや大きい圧力に阻まれると予想。また最新の経済データによると、2019年のドイツ年間GDPは0.6%にとどまり、マイナス材料となっている。この先は20週移動平均線をしっかり維持できるかを要観察、維持できれば調整後に再上昇の可能性があるが、維持できなければ12,500ポイント付近が支持線となろう。
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