- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2020年12月3日]
香港ハンセン指数
11月のHSIは24,200から27,000の水準へ反発し、7月の高値と27,000の節目を連続で突破。アントグループの上場は延期されたものの、アントIPOに備えていた香港市場の資金が解放されたことで、従来型の経済銘柄に資金が移り高騰、ハンセン指数が押し上げられた。テクニカル的には、RSIが買われ過ぎのエリアに入り、MACDは400以上、短期的には調整が必要となる。この先、上値抵抗線は28,000、下値支持線26,400付近の見込み。
上海総合指数
11月の上海総合指数のパフォーマンスは上昇トレンドを回復しており、27日金曜日までの累積上昇幅は5.56%。3,400の節目を何度か試み、27日金曜日は再び底固めの動きで、この先の続伸が見込まれる。11月のA株市場は、外部市場の指標が史上最高値を更新しているとはいえ、中国本土規制当局によるデレバレッジや市場監視の強化などを主因に、比較的孤立した動きとなっている。しかし、香港MPFがA株への投資ウェイトを拡大したことや人民元高を背景に、A株は今後も堅調な上昇傾向が期待される。上海総合指数が3,400を維持できれば、上値は7月の高値3458.79、下値は3,340でのサポートとなる可能性が高い。
ダウ・ジョーンズ輸送株平均
米運輸株平均は3週連続で最高値を更新し、米国内の運輸業の回復と新型コロナワクチンへの期待から経済見通しが楽観的であることを示している。テクニカル的には、チャートは比較的健全。指数の最高値更新と同時にRSIが買われ過ぎゾーンに入っている。新型コロナワクチンの発表ペースが加速する中、運輸株指数は調整をしながらも高値更新が続くと見られる。下値支持線は11,500となろう。
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