- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2016年7月6日]
英ポンド急落
(GBPUSD 英ポンド/米ドル)
EU離脱を決めるイギリス国民投票はマーケットの激動を誘発し、英ポンドは投票日に8%急落した。現在短期移動平均線が長期線を割り込み、英ポンドの下落圧力が大きいことを反映しており、RSIが売られ過ぎゾーンに入った後にテクニカル反発があるものの、反発の動力はなおも不足。
イタリア株続落
(イタリア FTSE MIB指数)
英国EU離脱の影響から、イタリアの株価指数が前回の底値を割った。相場は昨年8月から下降トレンドが続き、3本の移動平均線がいずれも下降、RSIが売られ過ぎゾーンに接近後短期反発が見られたものの、反発動力は不足、短期では反発し難い見通し。
香港株は反復の動き
(HSI 香港ハンセン指数)
アジア太平洋区にとって、英EU離脱事件の影響は限定的で、ハンセン指数の下落幅は比較的ゆるやか。テクニカル分析上、今年4月から香港株式市場はずっと反復の動きで、19500~21500のレンジで上下変動、もし21500ポイントの抵抗線を突破できれば、その後変動局面を打破できる見込みあり。
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