貿易戦争は懸念激化、米国株は重要ポイントに到達
－ テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
貿易戦争は懸念激化、米国株は重要ポイントに到達
[2018年3月26日]
ハイテク株は上昇トレンド離脱
チャートから、指数が3月中に続けざまに20日および50日線を割り込み上昇トレンドを離脱していることがわかる。2月の底値から３月高値までの上昇幅から見て、指数はすでに調整水準となる1,750ポイントに接近している。この先は指数が1,850ポイントまで窓を埋められるかどうかに要注目、成功すれば、再上昇が見込める。できなければ、続落し1,715ポイントが支持線となる可能性。
ダウ平均は底値割り込んで支持線へ
チャートからは、指数が三角保ち合いの頂点に近づいた後に底値となる100日線を割り込んだことがわかる。この先は指数が100日線の水準を回復できるかどうかに要注目。もし上方突破できなければ、短期で下落し23,550ポイント付近でようやく支持を得られる可能性。
ハンセン指数はこの先30,800ポイントへ向かうか
指数は過去1週間の下落で再び20日線を割り込んだものの、チャートでは、同時に以前残した窓空け上昇を埋める動きとなった。また同時に上値線と下値線は依然として上昇の形態となっている。指数の3月高値からの下落幅を計算すると、この先は調整基調となり30,800ポイント付近が支持線となろう。
テンガード ファンドリサーチ アナリスト ウィニー・リョン
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