- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2019年2月13日]
チャートの示すとおり、ダウ平均指数は2月4日の週に2つのゴールデンクロスを形成するも、RSIが買われすぎのシグナルとなり出来高が制限され、指数はMACDと相反する調整の動きとなった。変動の高値と底値を見ると波打つ度に徐々に下落しており、指数が依然として下落傾向であることを示している。前の週にFacebookによる好調な業績発表があり、株式市場にとって強力な好材料となったものの、中米会談後にワシントン政府が合意に達さなかったことを発表し、両国首脳が3月までに会談が開かれる予定はなく、中米協議の失敗の確率が高まっている。この先、指数の上方突破となる水準には比較的大きな圧力があるため、24,500ポイントを支持線とする下落の動きとなる可能性に注意。
6ヶ月以上もの下降トレンドを経て、指数は上昇トレンドを再形成、今年1つ目の底値は前回の底値よりも高値となった。同時に2019年に入り平均線も2つのゴールデン・クロスを形成。テクニカル分析上、指数は短期で十分な上昇トレンドであることが示されるものの、投資家はRSIが買われ過ぎゾーンに入るかどうか、および米中交渉が影響し調整基調となる可能性に注意。この先は28,000ポイントを突破し維持できるかに注目。もし維持に成功すれば28,000ポイントが重要ポイントとなるが、突破維持できなければ、再び調整となり27,000ポイント付近まで下落の可能性。
チャートによると、指数はRSIが買われ過ぎゾーンにはいった後に反落していることから、360ポイントの抵抗線を突破後の上昇動力が不足していることが示されている。ファンダメンタルズではイギリスがEU離脱の延期を決定しており、加えて欧州の経済成長見通しが引き下げられていることから、マーケットでは先行きに対する不信感が出ている。この先は短期で360ポイントが支持線になるとみられ、360~365のレンジで変動するだろう。
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