- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2020年10月8日]
ナスダック
先週も米国株は調整基調が続いている。先週明けのテクノロジー株は、まず9月のFOMCがハト派の結果になると期待され上昇するも、政策金利据え置きの発表を受けて上げ幅が縮小。米国株は引き続き割高問題が焦点となり、FAANGとテスラが調整に。木曜日のナスダックは50日日線を割り込み下落したが、幸いにもローソク足は陽線となり、買いを後押し。米大統領選挙を控え、9月と10月も強い相場が続く可能性。この先11,300ポイントまで上昇の見込みあり。
香港ハンセン指数
先週のHSIは上昇後に反落。チャートによると、多くの移動平均線が交錯しており、ハンセン指数は5日連続で下落した後、反発力が弱くなっている。 先週は24,800まで上昇後に反落。最近では出来高が縮小し、HSIは動力不足に。現状24,200を維持し、ATMXの見劣りが続く。中国10月の国慶節ウィークが近づいていることから薄商いに。移動平均線が近づくにつれて、この先HSIは新しいトレンドに転換する可能性がある。平均線を上抜くことになるか、24,000ポイントの重要ラインで底を割り込むか試みることになるだろう。現在、米国は頻繁に中国を抑制しており、米国にあるテンセント傘下のゲーム会社に制裁を課すと言われている。テンセントの株価によってHSIを下落させる可能性があり、市場は傍観の見通し。
金価格
先週米FRB(米連邦準備理事会)はFOMCの結果を発表。米景気回復が予想以上に良好であり、インフレ率0-2%台で維持すると発表したことから、金価格は急落。テクニカル的には、8月に2000ドルの重要ポイントを割り込んだ金価格は1930ドル台で変動し、変動幅を縮小し、最近では三角持ち合いの相場となっている。米FRBは2023年までゼロ金利の環境を維持、インフレ予測は変わらないとしており、金価格は底固めの後、新たなトレンドとなるだろう。
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