- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2019年12月2日]
上海総合指数
今週上海株式市場は2860―2900の狭いレンジで変動し、いくつかの移動平均線によるやや大きな圧力を受けた。RSIも下降の動きに。材料面は、先週中国の工業利益の大幅下落が発表され、株式市場トレンドにある程度の影響をもたらした。この先は米国が12月15日までに一部の中国製品に対する追加関税を取り消すかどうかに注意。上値抵抗線は2900ポイント、下値支持線は2860ポイントに位置。
S&P500指数
先週米国主要株価3指数は継続して史上最高値を更新し、再び4日続伸を実現した。現在のところの市場の主要な焦点は今なお米中貿易協議にある。28日の感謝祭の販売データも先週の焦点の一つで、もし販売データが予想を上回った場合、米国株を牽引しさらに高値を更新することが予想される。テクニカル分析上、RSIは買われすぎゾーンに接近し、指数は20週移動平均線からの距離が絶えず拡大していることから、短期で米国株はある程度調整基調となる可能性があり、下値支持線は3000ポイントとなろう。
台湾加権指数
米国株に牽引され、台湾加権指数は数週間連続して最高値を更新。テクニカル分析上、トレンドパフォーマンスは良好、50週および100週移動平均線がゴールデンクロスを形成しており、RSIは買われすぎゾーンに入っている。しかし最近最高で11600ポイント付近に3回上昇、まだ11700の重要ポイントを突破していないことから、抵抗線形成の可能性あり。この先は米国株の動きに引き続き注意、11000ポイントが下値支持線となろう。
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