パニック時こそ買い! [CEOから号外]

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パニック時こそ買い! [CEOから号外]

[2014年10月3日]

協力会や顧客より、セントラル占拠のデモに起因する積み立てファンドや香港株式ポートフォリオへの不安や心配の声が、少なからず聞こえますが、皆様がこれ以上ご心配にならないよう、私の所見を述べさせて頂きたいと思います。

  1. ニュースやインターネットの情報は人々の目を引き付けようと、編集されたものにすぎませんので、皆様はあまり心配しすぎることはありません。香港のほとんどの人々は、普段通りの生活を望んでいますし、たった一つの弊害は混雑を避けるために違う道を選択しなくてはいけなかったかもしれません。私はと言えば、休日の間、競馬クラブに赴き、テンガードのマーベルトライブが萬馬奔騰レースで二着でゴールするのを観賞しておりました。20141003_ricky120141003_ricky2
  2. 現時では2014年世界株価指数は1%を下回っており、弊社のポートフォリオも引きずられていると見ています。 確かに今回の香港でのデモが世界市場での大きな嫌気売りの引き金となるかもしれませんが、ここにきて日本、ブラジルやアルゼンチンの株式市場でも大幅な下げを記録し始めていますが、香港のデモとの相関関係があるとは到底思えません。今回のグローバル・パニックにおいて、長期投資家にとって見れば短期間、低い成長を甘受する必要があるかもしれませんが、実は大きなチャンスとなる可能性があるのです。
  3. 香港デモが何の影響もないと言うつもりは毛頭にございませんが、香港株式市場を緻密に分析してみると、小売りと旅行関連のセクターが影響を受けていることがわかります。そのほか、主要セクターである、銀行や通信などでは、まったくと言ってよいほど影響を受けていません。不動産市場に関しては、現状、断定することは非常に困難となりますが、緩やかな減速は予想されるところであります。

我々はどのような行動すべきか?
ウォーレン·バフェットの最新ニュースをご覧ください。

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http://finance.yahoo.com/news/buffett-bought-stocks-wednesdays-big-134631323.html

ウォーレン·バフェットはインタビューの中、今は、優良株が割安で売られており、長期投資家とって市場へエントリーするのに絶好の機会であると指摘しています。

正直に言うと、今週の火曜日から様々リスクレベルに対応するために、ポートフォリオのスイッチングに取り掛かっていました。
理由はとてもシンプルで以下のようになります。

  1. 主要マーケットで成長に対してファンダメンタルの変化が見てとれません。簡単な例をあげてみると、香港市場の優良株であるチャイナモバイルやテンセントなどには、香港のデモの影響が表れておらず、小売や旅行業に関連した中型株を避ける必要があります。
  2. この種の社会不安は、積極的に回復しようとする世界市場において、低金利と通貨安を長引かせ、したがって、株式市場の横ばい期間が長いほどいずれ来るであろう株式市場の上昇幅が大きくなることになります。
  3. 過去6~12ヶ月の間、現実的に主要銘柄らは過剰に成長し、高値を推移していましたので、エントリーが容易ではなかったと言えます。今ではこの政治的脅威が優良なファンドや株式に投資する絶好の機会をもたらすに至っています。

テンガードホールディングス CEO リッキー・ガン

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