ファンダメンタルズ依然弱く、大型株だけが株式市場を下支えか

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ファンダメンタルズ依然弱く、大型株だけが株式市場を下支えか

[2019年7月4日]

大型株

チャートによると、指数は現在第4回となる高値圏26,500ポイントの上方突破を試みている。日本での米中会談に臨み、もし交渉を再開できれば、市場に一定の上昇突破動力を提供できるだろう。7月1週目にもし26,500ポイントを割らずに維持できれば、この先短期でさらなる上昇の見込みあり。だが維持できなければ、20週線を支持線とした25,880~26,500ポイントのレンジで推移するだろう。

 

小型株

チャートによると、指数は6月最終週に反落後も依然として50週線の水準を維持、この位置が現在のやや強い支持線であることがわかる。同時にMACD及びRSIでいずれも上昇動力がある程度強待っていることが示されている。7月1週目でもしG20の米中会談から好材料が出た場合、次の抵抗線1,600ポイントへの上昇が見込める。

 

ダウ輸送株指数

ダウ輸送株指数は、ダウ平均などの相場の反応が大きな株価指数とは異なり、現在まだ50週および20週線の水準を回復できていない。現在政局が不確定要因となり強気に転じることが難しく、100週線で底値を探る動きとなっている。上値抵抗線は10,600ポイントに、もし突破できれば11,000まで上昇の可能性あり。

テンガード ファンドリサーチ アナリスト ウィニー・リョン

ウィニー・リョン

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