すでに日常生活の一部となったインターネット活用

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すでに日常生活の一部となったインターネット活用

[2014年1月16日]

20140116
有望銘柄を見極める際、ある投資家はテクニカル分析を好み、ある投資家はファンダメンタルの研究を好んだりと、その手法は多種多様と言える。実際、株式投資は日常生活に非常に取り入れやすくなってきた。身近な出来事に少し多めの注意を払いさえすれば、いつでも価値上昇の可能性を秘めた銘柄を見極められるようになる。近年目を引く上昇株と言えば、多くの投資家がIT関連銘柄を思いつくだろう。IT関連銘柄がますます上昇している事を、多くの人々は疑問を感じていない。なぜなら私達の日常生活に着目すると、インターネットの世界がすっかり私達の生活一部になっていることは一目瞭然だからだ。こういった状況下で、インターネット関連ビジネスを展開する企業の事業が発展する可能性は自然と高まり、同セクターの銘柄が上昇するにつれ、連動して株価の底上げに繋がる。

ここ数年でインターネットの活用範囲はますます広がってきた。情報検索や友人とのコミュニケーション、ショッピング、ゲームやビジネスに至るまで、インターネットはいずれも重要な役割を担っている。中国政府の政策支援を受けて、中国国内のIT関連企業が着手する事業分野も日に日に拡大している。中国政府が金融及び通信市場を開放するに従い、多くのIT企業が参入し、オンライン金融サービスやバーチャル通信サービスの事業が発展しつつある。IT企業にとって、事業分野の拡大は収入ルートの拡大につながる。多くのIT企業がある程度自社顧客数を確保したことにより、より多くのサービス提供が可能な状況となる中、事業分野の拡大は長期的に見てIT企業が顧客価値を高める上で有益となろう。

インターネットの活用により私達の日常生活は変化し、利便性が向上した。このインターネットの奔流が後戻りすることなど有り得ない。つまり、IT関連株はすでに膨大な累積上昇率となっているものの、長期的に見れば今後も楽観視できる。香港市場に上場している大手IT企業の銘柄では、すでに株価収益率(PER)が40~50倍にまで上昇しており、過大評価の可能性があるのでは?と懸念する投資家も存在するだろう。単に数値だけを見れば、確かにやや恐れてしまうところだが、この先の収益が継続して二桁成長する可能性を加味すれば、現在の評価が高すぎることは無いのだ。加えて、中国本土のインターネット市場は一般企業が競争に参入できないため、この点でも大手IT企業銘柄の評価が高まっている。

テンガードファンドマネージメントディレクター パトリック・シャム

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