- テンガードホールディングスリミテッド
スタッフコラム
[2016年3月4日]
英国のユーロ離脱リスクが英ポンドの脅威に
(GBPUSD 英ポンド/米ドル) (支持位=サポートライン)
最近、英国のユーロ離脱に対する懸念が継続して過熱しており、英ポンドの下落が加速。すでに以前のサポートライン1.4079を割り込んでおり、指数は現在売られすぎの割安ゾーン付近へ下落、テクニカル分析上でも下降トレンドとなっている。もし英国のユーロ離脱予測ムードがますます濃厚となれば、下落トレンドが更に落ち込み、2008年の底値となる重要サポートライン1.3503を探る恐れあり。
悲観的情緒がやむなく円高を誘発か
(USDJPY 米ドル/日本円)
悲観的情緒が市場全体を覆うなか、22日の週以降、リスク回避の円買い需要が大きく増加し、円高傾向へ押し上げている。テクニカル分析上、ドル/円で反発が見られるも、依然として消極的なゾーンで推移。RSIの中軸が下降し、20日移動平均線も下落を維持している。もしドル/円が111.00ポイントを下方突破すれば、下落傾向を延ばす可能性あり。そしてもし反発して113.50ポイントを上方突破できれば、下落圧力がある程度緩和すると見られる。
米ドルは短期圧力に注意
(USD 米ドル)
25日木曜日発表の米国経済指標結果は全体的に好調。しかし米ドル指数は依然として50日移動平均線で圧力を受ける。米国第4四半期のGDP修正データが間もなく公表となるため、米ドル指数は短期で圧力に直面する恐れあり。もしRSI指標の上昇が50を突破すれば、米ドル指数は更に98ポイントを試みる可能性がある。もし反落となれば97が重要ポイントとなろう。
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