年末の欧州株、全体的に上昇

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年末の欧州株、全体的に上昇

[2017年1月3日]

イギリス株は強勢へ反発

1  

(FTSE 100指数ロンドン)

年末のイギリス株式市場は好調に、FTSE100指数が4週続で上昇、史上最高値を更新しての大引けとなった。テクニカル分析上、指数はすでに前段階の抵抗線7100ポイントを突破しており、MACDは週足でゴールデンクロスを形成、RSI指数も強勢で、今後も続伸の見込みあり。

イタリア株も上昇

2

(MIB イタリア FTSE MIB指数)

イタリア国民投票が否決に終わったのち、悪材料が織り込み済みとなって、株式市場は底打ち反発が始まっている。加えて最近ドイツ銀と米国政府の和解が成立し、株式市場がサポートを得られた状況だ。テクニカル分析上、指数は12月に連続して20・50・100週線を上方突破し、上値抵抗線は20,000ポイントに。もし突破できれば、その先続伸の見込みあり。下値支持線はしばし19,000ポイントとなる。

米原油は上昇トレンドを進む

3

(WTIC 原油先物)

OPEC減産合意が後押しとなり、原油価格は100週移動平均線の抵抗を突破し上昇トレンド内を続伸。MACDはゴールデンクロスで上向き、RSIも強勢を示しており、この先続伸の可能せいあり。今後石油への投資家はOPEC及び非OPECそれぞれの具体的な減産情況に注目するだろう。

 

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